病院の経験を活かし、今度はITで医療を支える
2020年中途入社 30代Y.K
以前は病院の職員として仕事をしていました。ライフスタイルの変更に伴い、キャリアアップを考えて転職を決意しました。当時病院で一緒に仕事をしていた上司が先にエヌコムで働いており、ほぼ決まっていた会社があったのですが、タイミングよく勧誘していただきました。もともと病院で働いていた経験があるので、「今度は医療の現場を支える側に回るのもいいかも」と思い、エヌコムへの転職を決めました。実は全く別の業界への道を考えていたんですが、やっぱり自分の経験を活かせる仕事のほうがやりがいがあると感じたんです。
サポートセンターの医事会計チームのメンバーとして、病院やクリニックのスタッフ様からの問い合わせ対応をしています。たとえば、先生や医療事務の方から「システムの使い方が分からない」といった質問があれば、丁寧に説明をしたり、障害対応をしたり、場合によってはお客様のもとへ出かけて対応するといったことも行っています。でも実際には、システムとは直接関係のない相談がくることも多いですね(笑)。ITに詳しくない方も多いので、どんな問い合わせでもまずは親身に対応することを心がけています。病院で働いていた時は、自分もITに関して詳しいわけではありませんでしたから。
病院は、患者さんが入院することになった病名や状態、行った医療行為などを、あらかじめ決められた形式のデータにまとめて専門機関に提出することで、加算点数を得る事ができます。データ提出加算と言われているものですが、これがまた少し専門的でして。提出時期が近づいてくると、この類の問い合わせが増えてきますが、このデータ提出の処理を病院の方と連携して無事に終えたとき、一番達成感を感じますね。これがもし間に合わないと、厚労省のホームページに病院名が公開されてしまうんです。前職ではそのデータ提出の業務を専門的に行う部署にいたので、その重要性はよく分かっていました。だからこそ、病院側と連携して無事に提出できたときは「よかった!」とホッとしますし、やりがいを感じますね。
実は、新卒と同じタイミングで入社したので、社会人の基本的な研修からスタートしました。病院職員だったので名刺交換すら初めてで、最初はメールの書き方も分からなかったですね(笑)。でも、パソコンにはもともと興味があって、趣味の音楽制作で使用していたこともあり、システムに対する抵抗感はなかったです。社内ではOJTや研修もあり、分からないことは先輩に相談しながら覚えていきました。IT未経験でも、学ぶ意欲があれば成長できる環境が整っていますね。
サポートセンターは雰囲気がいいので、わからないことがあっても先輩に聞くと、優しく教えてくれます。あと、福利厚生が充実しているのも魅力です。使った事は無いですが、保養施設に安く泊まれる制度もありますし、社長が毎日違うコーヒーを飲めるようにしてくれるのが嬉しいですね(笑)。社内の雰囲気もフレンドリーで、他部署との関わりが多いのもいいですね。病院では事務職と専門職の間に壁があることも多かったのですが、ここでは職種に関係なく気軽に話せる文化があって、働きやすさを感じています。